神とグルは私たちの内面に住んでいますが、私たちの精神状態はその存在を受け取るにふさわしくありません。今は私たちは外向きです。ですから内なるグルはまだ目覚めていません。

2020年7月5日 アムリタプリにて
アンマのグルプールニマのメッセージより

グルプールニマと言う言葉は、グルを満月にたとえています。 満月の光は、夜起きている人たちの役に立ちます。「 満月」と言う言葉を聞いただけで、私たちは知らずに楽しくなります。なぜだか考えることもなく、月を見上げてその光を楽しみます。すべてを忘れて踊りだしてしまうかもしれません。 暗い夜に光を見ると、喉の渇いた人が水で喉を潤すのと同じような安心を体験します。満月の時には、海は満潮となります。満月は私たちの心を惹きつけて引き上げる何かを持っています。 論理的にはあるいは科学的は何か他に説明があるのかもしれませんが、理由が何であれ、輝く月の光が誰にでも喜びを与えるのです。グルもまたそのようなものです。覚りを開いた霊性の師は世界中に吉祥を祝福します。グルと関わることはすべて、善と栄光のみをもたらします。

日が昇るとき暗闇は消えていきます。同じように、いろいろな科目を教える先生たちは、私たちの内の無知の闇を取り去ります。しかし他のどの科学よりも偉大で高貴な科学があります。それは、『アートマ ヴィディヤ』、つまり『真の自己』についての科学です。それが、聖典『バガヴァッド・ギーター』でクリシュナ神が、様々な科学がある中でこの科学が私である、と言った科学なのです。

この物質世界に関するあらゆる知識は二元論に基づいたものです。しかし霊性は、私たち一人ひとりの内にある『自己』として輝く真理を、明らかにする科学です。サットグルとはこの非二元論の知識に向かって私たちを導く人なのです。

弟子はサットグルに対して常にそして毎日、尊敬と帰依を守らねばなりません。しかしマハーリシ ヴェーダ ヴィヤーサの誕生日は、グルプールニマ、つまり、グルに対するこの尊敬を祝う特別な日として守られてきました。

「神やグルは私たち一人ひとりの内に住んでいる。それならば、外側のグルがなぜ必要なのか?」と言う人達もいます。

神とグルは私たちの中におられますが、私たちの精神状態はその存在を受け取れる状態ではありません。今は私たちは外向きですから内なるグルはまだ目覚めていません。内なるグルが目覚めるまでは、霊性を求める人には外側のグルの導きが疑いなく必要なのです。

パドゥカ プージャ

今は弟子は肉体を自分だと思っていていますが、自分の肉体意識を超えて自分は『真の自己』であるという覚りに上昇したいと望んでいます。サットグルは、弟子から無知の暗闇を取り除くお方です。グルはオイルランプの輝く光のようなものです。弟子の内面の暗闇が取り除かれるためには、その人の内面のランプに光がともされなければなりません。そこにグルのランプが必要なのです。私たちが必要な努力を払えば、神の恩寵の扉が確実に開くことでしょう。私の子供たちに、その恩寵を受け取るための力と祝福がありますように。その恩寵が、すべての人を祝福しますように。