人生で私達には2つの選択肢しかありません。一つ目は努力を注ぐこと。二つ目は、受け入れること。私達には、この世のすべてを変えることはできないのです。

2020年4月14日 アンマの『ヴィシュ』のメッセージより抜粋
(注、『ヴィシュ』は南インドの暦の元日で、今年は4月14日にあたる)

コロナウイルスに倒れて、何千という人々が世界中で亡くなりました。そして世界では、何百万人の人々が感染しています。そんな今、肉体を離れた魂達の平安と、悲嘆するその家族の方々の慰めを祈りましょう。私達はハートを使って祈り、両手を使って働きましょう。

皆さんはこんな悲しい時に『ヴィシュ』のような祭りは何の関係があるのだろう?と思うかも知れません。その通りです。今はお祝いの時ではありません。しかしアンマは、ヴィシュのメッセージはそんな時であっても大変に重要だと感じるのです。
ヴィシュは人間と自然のあいだの深い愛と結びつきの象徴です。ヴィシュはまた、人間の自然や生き物に対する様々な罪、人間の無差別で利己的なやり方の結果を、止めるようにという高らかな呼び声なのです。それは、本当に真剣に耳を傾けなければならない呼び声です。

現在私達は、この世界を商売のための商品と見なすところまで落ちてしまい、一つの家族とは見なしていません。そういう見方なので、私達の期待は高くなり、あらゆる分野で限りない成長を遂げようと懸命になっています。しかし、そんな成長は常に自分たちのためになるとは限りません。
ガンは、人間の細胞が無差別に成長することが原因で生じます。もしも治療しなければ、最終的にはその人の死に至ります。同じように、社会全体の成長に有害であるような成長は何であれ、決して健康的な成長となることはありません。最後には、そんな成長は個々人や社会の破滅の道へと続くしかありません。
私達の現在の状況は、私達の成長や発達において、自然が保護されていることをつねに確保するように注意深くあらねばならないことを教えてくれるのです。

人生においても、私達には二つの選択肢しかありません。一つ目は、努力を注ぐこと。二つ目は受け入れること。私達には、この世のすべてを変えることはできないのです。私達にはどうにもできないことがたくさんあります。
勇者アルジュナは、疲れ知らずの戦士であり、どこのどんな戦いでも勝利を収めてきましたが、自分の息子の死を目にしなければなりませんでした。妃のパンチャリは、辱めようとしたドゥシャーサナを殺すという自分の誓いを成就させることはできましたが、自分の息子達を死から救うことはできませんでした。
だから、現実的な唯一の対処法は、受け入れの姿勢をもって状況にのぞむことなのです。

どうか今日のヴィシュの日が、神が優先されて生きとし生ける物すべてへの慈悲が再び芽生えるような生活を人が取り戻すその励みとなりますように。私の子供たちすべてが恩寵を祝福されますように。