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あるときアンマが北インドツアーの移動中に、停車してランチ休憩を取りました

食事は作ってありました。500人近くがツアーグループにいました

私達は日陰を探しました

木が一本生えている所があり、そこで停車しました

この木は神聖な木とされていて、マハトマが苦行をそこでしたからだそうです

人々が木の周りを回って礼拝していました

そのあとに風が吹くのを待ち木から葉が落ちるのを待つのでした

その葉をいつも恭しく拾って持ち帰り

家の礼拝室でプラサードとして祭るのです

アンマはそれを見て心を打たれました

人がどの木や植物もそんな風に敬うことをアンマは願いました

そうすればこの世界は天国となるでしょう

もし人間が地上の生き物を守れば、その生き物たちも人間を守るでしょう

ダルマを守る者はダルマに守られるだろうと言われるのと同じです

コロナウイルスは警鐘です

確かに今は試練の時です

でも私達は明るく幸せでいるようにできる限り努めねばなりません

それと同時に高度の注意力を維持して下さい

それが私達の責任です

困難に際して明るさを保つことは

不幸な思いを抑圧しろということではありません

抑圧ではなく乗り越えなさいという意味です

心の幸福状態を保つベストな方法は何かためになる活動に

従事して没頭することです

他者の痛みを自分の痛みとして、他者を自分の一部として見て

ハートのつながりを築かねばなりません

ある意味で今は内面をふり返るベストの機会です

私達の多くはインターネットで出来事を注視しています

でもそれだけでは足りません

しばしの間「インナー(内側)・ネット」も見るようになさい

今は自分を理解するのにちょうど良い時期です

身体のエクササイズも今必要です

それにはヨガがよいです。瞑想をしなさい

霊性の本を読みなさい

ミキサーのような家電には取扱説明書がついていて

使い方を教えます

その機械の使用方法を教え、

長く回し続けてモーターが焼けないような警告が書かれています

他の機器もそれぞれ取扱説明書がついています

同様に、霊性は人生の取扱説明書です

自分の人生をどう扱うかを教えてくれます

その霊性の教えを真剣に聞かねばなりません

霊性の本を読んで理解すれば

自分の持っている物で幸せで満足していられるものです

私達は誰かが火をつけてくれるのを待つロウソクではなく、自ら輝く太陽です

皆さんは無力な迷子の子猫ではなく、勇敢に吠える子ライオンです

この地球の豊かな恵みは人間のためだけではありません

あらゆる生き物に権利があります

同じく、未来の世代にも権利があります

利己主義と状況の圧力にまけて

私達は今さえ良ければよいという誘惑によく陥ります

そんな誘惑を乗り越えることが極めて重要です

アンマはこの話を思い出します

ある男が巡礼に出かけました

誰かに財布や食べ物、着物が入ったカバンを盗まれました

じきに喉がカラカラになりました

遠くの丘を少し登ったところに井戸がみえました

死ぬほど喉が渇きながら、とぼとぼ丘に向かってゆきました

やがて井戸にたどり着きました

とても嬉しくなりました

ポンプを手で押し始めました

しかし一滴の水も出てきません

がっかりして倒れそうになったとき、何かが目に止まりました

井戸のそばに小さな壺があったのです

すぐに壺を拾って見ると水が少し入っていました

その水を飲もうとすると、壺に何か書かれた紙が貼ってありました

紙には「まずポンプにこの水を注いで水を汲みなさい。

ポンプが使えるようになります

必要なだけ水を汲んだら、忘れずにこの壺に水を少し入れて

次にこの道を通る喉の渇いた旅人のために取り置きなさい」

しばらく旅人は戸惑って立ち尽くしました

男は喉が渇いて死にそうでした

「もしも水をポンプに注いでも動かなかったらどうしよう?」と考えました

「そうしたらこのわずかな水さえ失ってしまう

注ぐべきか、飲むべきか? 本当に喉が渇いて死にそうだ

でももしポンプに注がず井戸から水を汲まないなら

次に来る水の必要な人に対して罪になるだろう」

自分の心の中の利己主義と他者への気遣いとのあいだで、葛藤がありました。

とうとう、気遣いが勝利して水を手押しポンプに注ぎました

するとポンプが動いて冷たい真水が汲み出され、大喜びしました

男は心ゆくまで水を飲み、最後に壺をいっぱいにしました

この話から何が学べますか?

次に必要とする人を配慮しながら自分の必要な分を取ることを

この話は教えています

他の人も自分と同じ痛みを感じると気づくことを教えます

それを理解してゆだねの心構えと他者への気遣いを育もうとしなければなりません